Since 【第13回】
| ４ 「会社」という名の学校 | |
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今後も新たな事業を展開していく予定だ。構想は山のようにある。そう言いながらも、「本当はこんな大きなことをするはずじゃなかったんですけどね」とはにかむ。「子どものころの夢は、小さな居酒屋でも開いて普通に生活することでした。なぜか、うだつのあがらない小金持ちが理想で（笑）」しかしまわりの人間が彼を放っておかない。いつも自然と人が集まってくる。目に見えない力に突き動かされるようにして、気がつけば指導者になっていた。地域の子どもたちに空手を教える青年と、コミュニティとしての施設づくりを目指す起業家が重なりあう。「でも実は組織って大嫌いなんですよ。今も昔も、使命感だけでなんとかやってこれたような」冗談とも真意ともとれる言葉をポツリと漏らした。 「ネクストジャパンは企業ではなく学校なんです。スタッフたちはここを自己実現の場所として利用してくれればいい。それを手伝えたら最高ですね。行き着くところは“無我”だと思ってますから」真っ白な歯をみせて豪快に笑う。きっとこの笑顔も、人を惹きつけてやまない理由のひとつなのだ。 |
| 株式会社ネクストジャパンのツボ 数十種類のアイテムを備えた100円／15分の会員制のインドア複合レジャー施設「JJ CLUB 100」を全国に30店舗以上展開。子どもから大人までの幅広い年齢層に絶大な支持を受けている。 |
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■04年2月5日掲載。データなどは掲載当時のものです。 |
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PERSON≫ ≪COMPANY DATA≫ |
取材・文／岸良
ゆか 写真／滝沢 稔