出版の流れ
あなたの原稿が本になるまでには、大きく分けて15の作業があります。そこにかかわる人たちは、おもに編集者・デザイナー・校閲者・印刷担当者です。特に編集者の役割は大きく、文章のブラッシュアップはもちろん、「読ませる本」にするために、ほとんどの作業で能力を発揮します。
編集者からのアドバイス〜出版における心構えと注意点〜
その1.
.原稿を持ち込まれて、すぐ本になるとお考えの方がよくおられます。
体裁を整えて印刷してしまえば本になる、それは魔法です。
原稿を頂いてから、少なくても3ヵ月の期間が必要です。
その間、編集者はその1冊にかかり切りになります。
また、著者も編集者とやり取りしながら、幾度か弊社へ足を運んでもらわなければなりません。
すべて、満足していただける本にするためです。

その2.
本をつくる動機は人それぞれです。
ただ、共通している点はテーマがなんであれ「ぜひ、読んでもらいたい」という思いでしょう。
読んでもらうためには、それだけの「価値」が必要です。
「価値」とは、驚きがある、考えさせられる、笑える、泣ける、元気が出る、行きたくなる、食べたくなるなど、読者の「心を動かす」要素です。
この要素はより多くの人の心を動かすために、なるべく客観的であらねばなりません。
ですから、原稿はなるべく多くの人たちに読んでもらい、感想をいただいてください。
ただ、身近な人に読んでもらうのは恥ずかしいとお思いの方、私が読ませてもらいます。

その3.
ご自分の原稿の価値を客観的に知りたい方は、持ち込み歓迎です。
編集者はつねに宝物を探しています。
もっとも、内容も文章もクオリティの高い、申し分のないような原稿に出会うことは稀です。
どちらかといえば、磨けば宝物になるかもしれない原石に近い原稿と向き合うことのほうが日常的だといえます。
「この部分をもっと強調できれば」「構成をガラリと変えてみては」「ここを削って、ここを足して」とか、時には著者に対して「なぜ?なぜ?」を連発してしまうこともあります。
でも、実は文章を著者と一緒に磨いていく行為こそが編集者の仕事の醍醐味かもしれません。
このプロセスの中で、作家の風格が身に付いてくる著者の方もおられます。
ですから、恥ずかしがらずに思い切って第一歩を踏み出してください。
出版社は待っています

ホルス出版とは
書籍紹介
お問い合わせ

TOP

 
c2014 PRESS SARI-SARI CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.