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再会を待ち続ける日々 |
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今年、30歳になった彼らが、成人の日だった1月15日にスタジオPMへ集まった。撮影に訪れたのは83人のうち12人。しかし、嫁いだ静岡から夫や子供を連れて撮影に来た女性や、10年前の初々しさを忘れないために当時と同じ振袖姿で現れた人もいた。
「みんな、10年前よりいい顔しとったわ。もう名残惜しいことはない。この土地から立ち退いたあとは、新しい土地で息子にスタジオを継いでもらう」
この場所を離れるその日まで、30歳になった71人の来店を待つことにした。スタジオ経営者として最後の年。
「だからこそ、彼らにもう一度会っておきたい……」
老カメラマンはこれからも、“自分の生きる証”を写真に残していくのだろう。 |
■05年2月1日掲載。データなどは掲載当時のものです。
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≪分類≫
写真目
人物科
≪生息地≫
神戸市長田区
≪年齢≫
75歳
≪分布≫
若松町周辺
≪活動時間≫
9時半〜18時半
≪好物≫
カメラ(スウェーデンハッセルブラッド、コンタックス、ライカ)
≪相棒≫
カメラ
≪天敵≫
ナシ
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