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ボクと『岩窟王』 |
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初めて読んだ本は、両親から買い与えられた『岩窟王』。謀略によって牢獄に放り込まれた主人公にのめり込んだ。平々凡々と暮らしていた小学4年生の黒田少年は、本の中で激しい人生を生きたのだ。
「こんな世界があるのかっ! と、もの凄い衝撃でしたね」
それからは、家の本棚に並ぶ本を片っ端から手に取った。家中の本を読破すると、図書館の貸し出し第1位に躍りでた。同時にマンガクラブに所属し、「コノウラミハラサデオクベキカ!」で有名な藤子不二雄Aの『魔太郎がくる!!』や、つのだじろうにも夢中になった。そういえば黒田氏、『恐怖新聞』に登場してきそうな……。
「本をたくさん読むと、ボキャブラリーが増えるでしょ。言葉数が少なくても伝えられるんですよ」
“おとなしい”と評判だった少年は、実は言葉に対してミニマムだっただけなのだ。 |
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≪分類≫
弱者目
就職情報科
≪生息地≫
リクルート
B-ing・とらばーゆ編集部
≪年齢≫
38歳
≪分布≫
キタ区
≪活動時間≫
9時半〜24時
≪好物≫
セブンスター(毎日軽く3箱)
≪相棒≫
ドトールのコーヒー(真冬でもアイス)
≪天敵≫
警察官
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